岡部 正隆 教授

Masataka Okabe

連絡先 maokabe at jikei.ac.jp

小学生の頃から魚を釣ったり飼育したりするのが大好きで、中学では生物部に入り、さまざまな生き物とふれあっていました。魚だけでなく、蝶や甲虫にも魅了され、週末ごとに野山を駆け巡る生活を高校まで続けていました。
大学では生物学と医学のどちらを学ぶか迷いましたが、医学部へ進学しました。ヨット部に所属しながら、平日の放課後は解剖学講座や細菌学講座(現ウイルス学講座)に通い、研究に親しむ時間を過ごしました。その結果として、卒業後は研究の道を志しました。
生き物の形がどのように遺伝子にプログラムされているのかに関心を持ち、遺伝子突然変異体を扱えるショウジョウバエを用いた研究からスタートしました。英国留学を機に研究対象を脊椎動物へ広げ、さらに動物の形がどのように進化してきたのかを、遺伝子の変化を通して考察する研究を続けています。
また、これらの研究とは別に、遺伝子の多様性に対応した社会の実現を目指し、「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」の普及啓発活動にも取り組んでいます。