大学院生

解剖学教室では博士課程大学院生を募集しています。「学位を取得することを目的とする大学院生」よりもむしろ「研究の楽しみ方を知りたい大学院生」を募集します。医学部出身者に限らず他学部の大学院修士課程を修了した方であれば社会人であっても本学大学院博士課程に入学することができます。取得できる学位は博士(医学)になります。

本教室に大学院生として参加するには3つの方法があります。

  1. 授業細目科の器官・組織発生学を選択する基礎コース(解剖学講座の大学院生)です。
    基礎コースでは発生学、進化発生学、発生遺伝学などに興味を持つ大学院生を募集しています。特に進化発生学Evo-Devoに力をいれています。
  2. 授業細目科の神経解剖学を選択する基礎コース(解剖学講座の大学院生)です。
  3. 再派遣大学院生、つまり臨床医学授業細目科(各種内科学や外科学など)を選択する臨床コースに所属しつつ解剖学講座にて基礎的研究に従事する方法です。研究テーマは相談して決めています。再派遣大学院生はこれまで臨床経験を積んでおりますが、通常研究経験がありません。ですから大学院の4年間は研究の楽しみを知るための期間といえるでしょう。忙しい臨床に従事しながらも研究を続けたいと思う心を育む、これが我々の目指す再派遣大学院生の教育です。 
東京慈恵会医科大学の博士課程大学院には以下のような特徴があります
  • 学費が国公立大学の大学院よりも安い
    入学金:10万円 授業料:40万円/年 
  • 3年間で修了も可能
    医学部の博士課程は通常4年間ですが、優秀であれば3年間で修了することができます。その場合4年次の学費を納める必要はありません。
  • リサーチアシスタント制度
    大学院生はリサーチアシスタントもしくはティーチングアシスタントとして働くことにより、授業料の金額以上の収入を得ることができます。 
  • 共通機器が充実
    自由に使える大学の共通機器が充実しています。各機器は専門の研究技術員がきちんと管理しています。 
  • キャンパスの立地条件がよい
    キャンパスは都心の新橋にあり、都内の各大学や研究所へもアクセスしやすく、飛行機、新幹線に乗るのにもたいへん便利です。新橋の飲食店街はもちろん、六本木や銀座へも歩いて行けます。 
  • 社会人入学も可能
    受験・入学に際しては就労先の上司の許可が必要になります。仕事をしながら研究に従事する方法に関しては受験前に指導教員と相談してください。

より詳細な情報は、東京慈恵会医科大学大学院のホームページをご覧ください。
https://www.jikei.ac.jp/graduate-school/